どうも漫画中毒者の駒田です。
漫画ジャンルの中でメジャーのジャンルではありませんが、
サイコホラーというジャンルはやはり刺激的で読みだすとついつい読んでしまうジャンルの一つですよね。
本記事ではグロテスクで読んでいてゾッとするほど怖いおすすめ漫画を集めてみました。
筆者は10代から漫画にはまり、青春のほとんどを漫画喫茶で過ごしておりました。
そんな僕がお勧めする。
最高に怖いサイコホラー漫画を9作品ご紹介します。
本作品で出てくる登場人物はほとんどがサイコですので、
サイコホラーで恐怖を感じたい漫画をお探しの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
ほかにもいろんなジャンルのお勧め作品をほかの記事に載せていますので、興味がありましたら是非読んでみてください。
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ヴィルトゥス
・登場人物の頭が大体おかしい
・暴力と暴力で暴力のお話しが展開されていく
ある日、現代から古代ローマ時代に召喚させられた受刑者たちがいきなり、殺し合いをさせられるという。
今でこそありふれた世界転生物のストーリーから始まるんですが、
この「ヴィルトゥス」という作品は2008年に連載されていた作品です。
もしかしたら、世界転生物の走りかもしれません。
なぜ、この作品をサイコホラーの枠組みに入れたかというと、
鳴宮 尊(なるみや たける)という登場人物がいるんですが、その父親の鳴宮 凱(なるみや がい)という人物がサイコ過ぎるのでご紹介します。
尊は父親の凱に虐待されている過去があり、もともとは心優しい尊もそのトラウマで時折暴力的になるというよくある設定です。
その凱の虐待と精神がぶっ飛んでおります。
ド田舎に女性を捕まえてきて、自分の子供を量産していたり、
脱走した人間を自分が生んだ息子に捕まえさせたり、
とにかく、非人道的な思想が強いです。
googleのコンプラ的にここでは詳しく書けないので、あとはご自分の目でお確かめください。
とにかく狂気とサイコと戦いが渦巻いています。
マザーパラサイト
・主人公が有能すぎるが、アタオカ
・とにかく主人公少年の思想と宗教が怖いw
この作品はカリスマ性が高い、少年系サイコパスの物語りですね。
簡単な物語りの紹介すると
自分に母親が居ないことをすごくコンプレックスとして感じている、サイコな主人公は自分の本当の母親を常に探しています。
そんな主人公は心にスキマを持っている、女性や人の母親を見つけるのが上手で、
言葉巧みに精神を支配し、疑似的な親子関係を何人も作っては本当の母親では無いという理由でその母親を見捨てる。
という、サイコな主人公です。
そんな主人公の新たな標的を見つけ、その母親に寄生しようとした矢先に
別の母親に邪魔されてしまい、サイコな主人公の憤怒に触れる。
そしたらどうなるのか、、、
という、狂気じみた思想をお持ちの主人公のサイコホラーですね。
一コマ一コマの絵が妙に怖くて、読んでいると惹きこまれる。。
そして怖い。。
ブルータル殺人警察官の告白
・果たして私刑とは?いいのか?
・とりあえずグロイw
勧善懲悪系のダークヒーローの私刑物ですね。
私刑とは法によらず、私人が勝手に加える制裁と調べると出てきます。
同じような作品はたくさんあると思いますが、
特に”私刑の様”がぶっ飛んでますね。
こういう私刑物の作品は読んでいてどこか勧善懲悪的な雰囲気が出るんですが、
この「ブルータル 殺人警察官の告白」という作品は私刑がいいことではないということは百も承知でただただ残虐にグロテスクに徹底的に描写されるのが飛び切りホラーです。
主人公開き直ってますからね。
章立てでストーリーが進んでいくんですが、こんな奴はこうなっても仕方ないという理由があるので、痛快でもあります。
私刑が執行される対象のしている行為が現代社会が許していないタブーをしっかり踏むので、
反面教師であるのと、時代をしっかりと表しているなと感じます。
割と社会派サスペンスホラーであるかもしれません。
ですが、グロテスクな描写が苦手な人はお控えください。。。。
監禁嬢
・なんでそんなことするのかというところが深い
・サイコパスだけでは終わらずサスペンス要素も半分
最近出版されている漫画の中ではサスペンスサイコホラーのトップであると思います。
ストーリーや複線、登場人物の過去、登場人物の心理描写、たった全9巻という巻数以上のボリュームがあります。
登場人物の高校教師の岩野がいきなり謎の女に監禁されるところから物語りは始まります。
なぜ監禁するのか?
監禁される主人公の岩野にどんな過去があるのか?
謎の女の目的は何か?
主人公の岩野を精神的にも肉体的にも追い詰め、
エロティックであり、サイコホラーであり、サスペンスホラーでもあるとも言えます。
人間の見たくない部分を切り取り、嗚咽させるほど追い込むという謎の女 加藤 カコ(かとう カコ)がめちゃくちゃ怖いです。
気になった方は是非読んでみてください。
地獄の教頭
・ただ、人間の深淵を見すぎてサイコパス気味
・章ごとに完結して概ねハッピーエンド?になるので安心して読める
この作品皆さんご存知でしょうか?
この「地獄の教頭」という作品も先に紹介している「ブルータル殺人警察官の告白」と同じように
勧善懲悪系のダークヒーローの私刑物の作品になります。
先に紹介している「ブルータル殺人警察官の告白」が残酷すぎて受け付けないという方にも同じような私刑的な物語りが読みたい方にお勧めです。
そこまで残酷な描写ではないので、安心してよめます。
もちろん暴力的ではあるんですが、
この「地獄の教頭」という作品の肝は主人公が教育者であるという点だと思います。
つまりは、同じ私刑執行でも主人公の教頭の理があり、あくまで私刑執行は教育であるというルールがあります。
もちろん漫画の世界なんで、同じようなことやったら絶対にニュースになって
しっかり犯罪者ですけどね。
同じような私刑執行物の作品でも、痛快であり、爽快な読後感がありますので、その点はお勧めですね。
ただ、そうは言っても怖いのは怖いのでそこらへんはお気を付けください。
主人公の教頭はあくまで教育者で教育しているだけであるという思想が狂気で絵柄もすごく上手な部類の作者さんではないんですが、苦痛と恐怖を感じている主人公の描写がうまいので
ゾッとするのは間違いないです。
気になった方は是非読んでみてください。
悪の教典
・ほぼ小説の物語りを忠実に再現
・今世紀最高傑作のサイコパス、ハスミンの活躍を漫画で!
この作品は小説が原作ですよね。
映画化もされていて有名ですし、ご存知の方も多いと思います。
コミカライズもされていて、シリアルキラーが題材のサイコホラーのお勧めは何か?
と言われればこの「悪の教典」は外せません。
最初から最後まで超怖い。
コミカライズされても超怖い。
冒頭はなんでも高レベルでそつなくこなす、蓮実先生ことハスミンは生徒の人気者ですが、、、
次第にしっかりとサイコキラーハスミンになっていく様は必見ですね。
全九巻とさらっと読めるが、恐怖が記憶に刻まれる。。
というかこんなに色が濃いクラスないと思いますがね。
この「悪の教典」は冒頭は普通のイケメン教師であるところが良いんです。
静かに確実に淡々と支配欲に支配されたシリアルキラーが仕事をこなしていく様が超怖い。
誰にも二面性というものは存在していて、たまたま主人公のハスミンは片面が怪物であったというギャップが恐怖。
映画も小説もめちゃくちゃ怖いですが、漫画でもしっかりと怖いので安心してお読みください。
ヒメアノ~ル
・サイコパスはいちゃいちゃラブコメしている横に実はいるよ?
・止まらなくなったしまった負の連鎖の行き着く先を見てみよう!
鬼才 古谷実先生のサイコホラーとラブコメが並行して時系列で進んでいく、
普通の甘ったるい生活のすぐ横にある、恐怖を描くメッセージ性の高いサイコホラー作品です。
めちゃくちゃ怖いです。
映画化もされていましたね。
森田剛さん主演でめっさ怖いと評判でした。(見てはいません)
古谷先生の作品って極度に日が当たらない人達にスポットを当てている作品が多いんですよね。
この「ヒメアノ~ル」という作品で登場する人物の特徴も
”非モテ非リア充”、”夢がない若者”、”サイコキラー”という日陰が生息地の人物だけにスポットを当てています。
先ほどサイコホラーとラブコメが並行して時系列で進んでいくと表現したんですがそれがまた怖くて。
本当に入れ違いでヒロインが殺さるというくらいサイコキラーとヒロインがすれ違うですよね。
それを今普通に送っている日常で起きるかもしれないと考えると本当にゾッとします。
この平穏な日常は奇跡で成り立っている、というメッセージが込められているのでは?
と僕は考えます。
また、サイコキラー側も成りたくてサイコキラーに成ったわけではない。
サイコパスとして生まれてしまった自分自身に危機感を感じる心理描写と最後には絶望し、諦めて涙する心理描写があるんですが
その一幕はいろいろ考えさせられます。
というのも、できれば人間に生まれたかった
とクレイジーなサイコキラーは考えていたかもしれません。
読後はめちゃくちゃ怖いという感想以外にも、読む人によってはいろんな感想がでてくるとても深い作品ですので、是非読んでみてください。
サイレーン
・どちらかというとサスペンス色強め
・とりあえずサイコパスな犯人を追い詰めていく感じ
山崎紗也夏さんという作者のサスペンスホラーです。
この作者さんは「シマシマ」だったり「はるか17」というどちらかというと
連ドラ的なエンターテインメントが有名な作者さんなんですが
この「サイレーン」という作品は美しいサイコキラーを追い詰めていくサスペンスに仕上がっています。
とりあえずほかの山崎紗也夏さんの作品もリンク張っておきます。
まぁこの「サイレーン」という作品も連ドラっぽいと言われれば、連ドラっぽいんですが、
というのも、サイコホラー作品が読みたいという人でも、あまり残酷な描写は苦手!
という方にもこの「サイレーン」という作品はお勧めです。
出来のいい映画を見ているようですから。
読み終わった後もいい爽快感で終われます。
以下はちょっとだけネタバレになってしまうので、読みたくない方は飛ばしてほしいのですが、
美しき殺人鬼がなぜ人を殺すのか?という理由もサイコキラーしてます。
”うらやましい人間を観察して観察しつくして自分の手で殺すとそのうらやましい性質は自分のものになる”
という心理だそうで。それが根底にあるクレイジーな美しき殺人鬼が徐々に追い詰められていくというのと
殺人鬼側も手ごわいので二転三転してヒーローとヒールが鍔迫り合いという手に汗握るハラハラドキドキも面白いです。
食糧人類ーStarving Anonymous-
・どちらかというと怪物がアタオカ
・中毒性高めで読み始めたら止まらない
次に紹介するのがこの「食糧人類ーStarving Anonymous-」という作品なんですが、
本当に最後にふさわしいくらい怖い。
正直この作品は怖い漫画読みたいと思ったらみんなお勧めしているんで一番最初に見つかるかもしれません。
それくらいみんな怖いと感じられる作品になっております。
サイコホラーとかの部類に該当する作品ではないんですが、とはいってもどこに属していいのかわからないので、本記事で取り上げようと思います。
強いて言えばパニックホラーとかの部類になるんですかね?
簡単にあらすじを説明しますと、
実は地球外生命体にすでに地球は支配されていて、その地球外生命体の食糧は人間だった。
という本当に簡単に説明するとそんな感じです。
すでに人間は食糧として量産されていて。
足りなくなると町で捕まえて肥らせてエイリアンの食糧になる描写が暴力的なほど残酷です。
そんな地球外生命体にたった三人で立ち向かっていくという物語りになります。
登場人物全員割とクレイジーで、変なテンションになる時があるんですが、それも作品自体の世界観を演出するいいスパイスになっています。
読み始めてしまうと完結まで止まらない中毒性がありますので、読む方は注意が必要です。
こういうジャンルがあまり得意ではない方は夜眠れなくなるのは間違いありません。。。
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