今回題材にあげていきたいのはスポ根と言われている漫画を注目していこうと思います。
スポ根といってもスポーツ等の競技をテーマにしている漫画のことを今回定義します。
スポーツだけではなく、将棋や囲碁なども協議でありますので、それも含みで話していこうと思います。
果たして、スポ根と言われる漫画はどんな要素があれば面白いといわれるのか?
今回はそこに注目していこうと思います。
スポ根漫画は今二極化している
現在でもスポーツを題材にした漫画はたくさんありますが、現在の流行っているスポ根漫画って割と二分していると思うんですよね。
結論から言えば、腐女子を取り込むか取り込まないかによると思うんですよね。
取り込んでいて人気なのがテニスの王子様とか黒子のバスケ。
取り込んでいないで人気なのが、ダイヤのAとかはじめの一歩、などなど
もちろん取り込んでいないのも、腐女子人気があるものももちろん知っています。
腐女子という言葉を使用すると剣呑な表現になってしまっていますが、もっと正確に表現するとスポーツの奥深さや面白さを表現していってファンを獲得するか、キャラや必殺技などでド派手に決めて、ファンを獲得するかどちらの手法をとるかということです。
スポーツやなにか競技(将棋とか囲碁とかも含み)を題材にしている漫画だとこれは避けられられないのかなとか最近思っています。
競技を題材にしていると、気にかけるのはキャラだったり、なんかすごい必殺技だったり
いろいろ眼を引きますが、一様に人気を得ているのは腐女子がコスプレが映えるような
ものだったりしませんでしょうか?
それを狙っているんだろうなぁとか思いながら、毎週読んでいます。
競技を題材にすると本筋にプラスアルファを求めます。恋愛だったり、BL(腐女子)妄想のネタだったりと様々あると思いますが。
ただ、一貫してそんなことを考えずに「次が読みたいな」と僕が思ったのははじめの一歩とかアオアシとかハイキューとかダイヤのAとかジャイアントキリングとかでした。もちろん僕の個人的な思想になります。
以下におすすめのスポ根漫画アオアシの公式リンクを張っておきます。
上記の作品に共通して言えることってなんだろうなとか考えたとき、思ったのは、シンプルにその競技(スポーツに)を単純に愛しているのが伝わるんですよね。
もちろんそのほかの作品その競技を愛していないとはと言ってはおりません。
当然愛しているでしょう。
伝えるように書いてくれるとスポ根漫画は面白いと言いたいのです。
今回例に挙げた作品を読んだときに感じるのですが、この競技はこんなに奥が深いのか、こんな神経戦をこの数秒で行っていたのか等の競技者の心情を漫画というコンテンツで熱情深く表現されると引きこまれますし、決着がついた際など目頭が熱くなるなんてこともザラにあります。
スラムダンクのの30巻で流川と桜木がハイッタッチするシーンは特に有名でしょうか。僕は例に漏れず漫画喫茶で号泣したのを覚えております。
僕は競技を題材にしている以上、その競技を深く知れて、熱量を感じ、緊張感を共有できる漫画が素晴らしいと思っています。
今でもそんな漫画があればやはり読み込んでしまいますし、この作者はこんなにもこの競技を好きでその瞬間を共有するためにこの漫画を書いているのだと思うとなんでもないシーンを読んでいるときでも泣いてしまうときがありますね。
腐女子がスポ根を支えている
漫画を投稿、展開するにあたって、オタクだったり腐女子だったり、そうゆう一定の層を見過ごすレベルではもう無なくなっていると思っているんですよ。そこに悪い言い方をすれば媚びる書き方していてもそれで作品が面白く仕上がればそれは素晴らしいと思います。
なぜならお金の落とし方がものすごいですから。
つまり、スポ根漫画でその競技の熱量と腐女子の人気をどちらも獲得できればそれは人気が出る漫画につながるはずです。その思想をを体現しているのが弱虫ペダルやハイキューですね。自転車競技やバレボールのあの興奮や熱量も維持しながら、腐女子の人気も獲得していると言えるでしょう。
なぜそれができるのか考えてみると、割と簡単なことなのかなと思います。
というのも、魅力的なキャラとそのキャラ同士の気持ちのいい掛け合いが腐女子にとって魅力的なんではないかと仮定します。
これについてはスポ根漫画に限ったことではありませんが。
上記のような漫画はキャラ一人一人に特徴があったり、性格も一人一人違うキャラが漫才のような思わずニコニコしてしまうやり取りと掛け合いが必ずあります。
そしてそのキャラ同士が、全身全霊でぶつかり合うのでそれがまた腐女子達に魅力的に写るのです。
そこに男女の恋愛のなどないのも特徴なのかなとか思います。
これについては断定できませんが。
女性キャラがあんまりでないのも共通ですね。
そしてこれは腐女子に人気がある云々関係はありませんが、スポ根漫画共通でとにかく一試合がめちゃくちゃ長い、全然話数が進んでも試合が終わらないのも特徴ですよね。
これについては、作者の方が一瞬を事細かく描写するので、全然試合が進まないのもしょうがないんですけどね。
上記に記載している通り腐女子受けを狙いなおかつ、その競技の情熱と世界観を描写することがスポ根漫画の現在であり最前線の面白さを両立する可能性が有ると言えるでしょう。
ハイキューも弱虫ペダルもアニメ化もしていますし、ハイキューに至ってはしっかりと漫画も完結しています。
読み応えバッチリです。面白いです。リンクを張っておきます。
是非今回紹介した、漫画を手に取って読んでみてくれたらうれしい限りです。
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