彼方のアストラについて
皆さん「彼方のアストラ」という漫画を知っているでしょうか?
もともと「SKET DANCE」という学園モノの漫画を書いてらした、篠原健太さん作の最新作です。
週刊少年ジャンプではなく、WEB版のジャンプで「少年ジャンプ+」に2017年12月30日まで連載されていました。
2016年5月9日から「少年ジャンプ+」で連載が始まってから、毎週毎週楽しみにしていたんですが。
軽く作品の概要に触れると、十五少年漂流記のSF版みたいなような、突然宇宙彼方に投げ出された少年たちが、
知恵と勇気と友情で自分たちの星に帰るぜ!
みたいな話しです。
篠原健太さんのテイストがそれに合わさってメチャクチャ読みやすいですし、
何より、たくさんのトリックが仕込まれていてメチャクチャ惹き込まれます。
そして、篠原健太さんが作るキャラは20人出てこようが、30人出てこようがどのキャラも魅力的で
とても魅力的で、どのキャラも幸せになってほしいというキャラばかりです。
これって漫画でキャラを作り出す上でとても重要なことだと思うんですよね。
まぁとにかく、大好きな作品なんですけど、連載が終わってから最近になってこのマンガがすごいとかに取り上げられて、そのあと、アニメ化なども決まって1ファンとしてはとても喜ばしいことなんですが、
そもそも、私はこの一連の流れに一つ疑問が残っているんですよね。
この後からその疑問について触れていこうと思うんですけど、それはすでに読了済みで
話の全貌を知っている前提で話していこうと思いますので、
そうなるとガッツリネタバレになってしまうので、それがだめだという方々はここでそっと
このページから離れてください。
彼方のアストラの疑問について
連載中に思っていたんですけど、話が進む流れが早すぎるなとおもったんですよね。
途中で、せっかく盛り上がっているのに、なんやかんやあってこの星まで来ました。
というのを見たら、あぁ打ち切りかぁと絶望したのを覚えてます。
疑問に思っていることを結論から言ってしまうと
編集者の漫画を見る眼が本当にあるのかと言うのが一番なんですよね。
私は「彼方のアストラ」を読んでて、あぁこれ打ち切りを打診されてるな、と思って、
「少年ジャンプ+」側になぜこの作品を打ち切るんだ!という怒りの問い合わせをしているんですよね。
出てくるかなぁと思って探してみたら、ありましたんで掲載します。
2017/07/19 20:49
それで帰った来た返信がこれ。
全く、回答になっていないですよね。
確かに、打ち切りでしたみたいな明確な記載はありませんが、というか
どの作品もないんですけど、
結局、たった5巻で完結した後、この漫画はすごいです!じゃないんですよ。
さぁアニメ化だ!でもないでしょうが・・・・・・・
しかも、全部連載が終わった後に読み手が盛り上がって、始まる感じ。
ほんと、後の祭りという感じ。。。
篠原健太さんはもっとこの作品を続けたかったと思いますし、
もっと面白くなる可能性が高かった作品だと思います。
それでなんですけどね、物語の後半でもともと先に宇宙を旅していたけど、
危機が迫ったんで、一縷の望みに賭けて人工冬眠装置に入ったという「ポリーナ・リヴィンスカヤ」
と名乗る彼女が現れてから、かなり急展開で話の伏線を回収していったじゃないですか。
そのトリックをみてもはや確信したんですけど、これ終わらせる気だなと感じて再度
「少年ジャンプ+」さんに問い合わせをしました。
以下に記載いたします。。。
そして帰ったきた回答がこちら。
だから、ぜんぜん回答になっておりませんね。
それでお話しは、戻ろうとしていた星は実は地球ではなく、
アストラという新しい星であったり、
旅をしていた少年たちは、金持ちの延命のために生み出されていたクローンで、
でも、なんやかんや会って証拠隠滅のためにもうすでに、人が住めなくなった地球にDNA一つ残さず消されるために
飛ばされていただったり、この大オチって15巻とか20巻ぐらいにいろいろ旅した後に
提示されたとしても、納得感があるオチだと思うんですよね、
それをたった5巻に縮小されたら、逆に違和感ありますし、
この大オチを読んだとき、「少年ジャンプ+」に問い合わせを送るべきだと
決意しました。
とにかく、何が言いたいのかというと!
「少年ジャンプ+」側編集者の方々は何も分かっていないということですかね。
「バクマン」とかにも載ってましたけど、集英社さんは漫画の未来の行く末を担う
大事な会社なんですから、もっとしっかり各作品ごとに取り組まないとだめではないしょうか?
安牌ばかりのジャンルを選んで、ちょっとでも結果が悪いと新しい作品に切り替えていく。
新人にはいい環境なんですかね。
私はそうは思いませんね。
ちょっと前の時代ですと、だいたい面白い漫画って集英社さんの掲載雑誌に集中していて、
それだけ読んでれば大丈夫という感じではなかったでしょうか?
こんなだから、他の雑誌に面白い作品を書く、作者さんが流れていってしまうんじゃないでしょうか?
パット思いつ限りで言うと、「モンキーピーク」とか「弱虫ペダル」とか「進撃の巨人」とか
絵に書いたように、最近足元をすくわれています。
たぶん、集英社の編集者達は学歴ばかり高くて、対して漫画を読みもしていない。
漫画にたいして思い入れもなく、MEN’S NON-NOに行きたかったけど、しょうがなく、
漫画部門にいる高学歴のバカしかいないんでしょうか?
「彼方のアストラ」を数話読めば絶対この先たくさんの分岐があるし、
絶対おもしくなると分かるもんじゃないでしょうか?
アイツラはそれもわかんないんですかね?
巨乳とバトル漫画出しておけばいいと思ってるんですかね?
また、腐女子騙して金儲けしてやるとか思ってるんですかね?
まぁ、とにかくこんなブログを書いたところで集英社には届かないでしょうけど。
「彼方のアストラ」を壊した集英社を未だに恨んでいます。
ただ、それでも私の少年時代のバイブルは週刊少年ジャンプですから、
毎週毎週定期購読をして、週刊少年ジャンプの未来を見守ろうと思います。
それでも、「彼方のアストラ」はすごい面白い作品です。
ネタバレを恐れずまだ未読でこのブログを読んでいる方がもし仮にいましたら、
是非、手にとって読んでみてくださいね。
以上、宜しくお願いいたします。
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