恋愛やラブコメを題材した漫画は数多くあると思いますが、そのジャンルの主戦場はやはり女性向けの漫画が多いですし、やはり目線も女性を意識しているものが多いような印象です。
そして、男性向けのラブコメと称される漫画はやはりお色気中心のハーレム展開が大半では無いでしょうか?
そんな中、男性にもおすすめできて恋がしたいと思わせる漫画を厳選して紹介いたします。
自分は呼吸をするように漫画を読んでいる現在33歳の自称漫画オタクです。
生涯を通して漫画喫茶に通い詰め漫画を読み漁ってきた自分の経験からこれは面白いと思ったものをご紹介します。
この記事に紹介している漫画を読んでいただけたら、絶対に恋愛したくなること間違い無いです。
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『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
・笑いながらキュンキュンできる
・かぐや様かわいい
まず最初に恋愛がしたくなる漫画を語る上で、この漫画は絶対に外せません。
こんなにラブコメというジャンルに真摯に向き合い、軽快な読み心地で尊い気分にさせてくれる漫画は他に無いと思います。
現在も連載中の作品ですが、20巻以上出ているので読み応えのあるボリュームですので読後も満足するはずです。
この漫画の何がいいかというと一番は作者の赤坂アカさんのギャグセンスだと思います。
尊い展開ながらも思わず笑ってしまうラブコメはこれ以上のモノは読んだことがありません。
単純なハーレム展開にせずに軽快な読み心地でストーリーが続いていくバランス感覚が見事ですね。
ちなみに大半の話が一話の中でしっかりとオチまで描いているので、週刊誌で読んでもその一話だで面白かった言わせる完成度なので連載が続けば続くほど、ファンを増やしている理由になるのだと思います。
しかも、一話完結だとしても時系列はその世界線で続くように描いているので、登場キャラとの関係性が進むのも既存ファンに対しても続きが気になると言わせる理由になります。
作者さんが描くキャラクターが可愛いのはもちろんですが、素直になれないに白銀とかぐや様の序盤と中盤にかけてのやり取りは尊いの一言です。
登場人物の心情をうまく描くことで、ニヤニヤしながら読めるラブコメの最高峰と言って過言では無いでしょう。
こんなラブコメしたくて恋愛したいってなること間違いなしです。
すでに読後だとしてもこの機会にまた読み直してみてはいかがでしょうか?
『ラブロマ』
・甘酸っぱい恋愛漫画というだけでなく、作者の恋愛哲学も感じられる
・上下二巻で完結なのでサクッと読める
皆さん「ラブロマ」という漫画をご存知でしょうか?
単行本は全5巻と短い巻数で完結しているんですが、内容はとても人と恋愛をするということをしっかり描かれていいる良作です。
何より珠玉の尊さがぎゅっと凝縮されています。
簡単にあらすじを紹介します。
舞台は高校の教室で主人公の星野君がヒロインの根岸さんに告白するところから始まります。
それも、大勢のクラスメートがいる前で一目惚れでしたと淡々とでも力強く、真っ直ぐに気持ちを伝えます。
そこから二人は漫才のような掛け合いをしながら二人の距離が少しづつ距離が近くなっていく、ありふれた奇跡のような様々が丁寧に描かれています。
竹を割ったようにまっすぐなヒロインの根岸さんと、自分の気持ちに嘘がつけない星野君の二人のラブロマンス?ラブコメ?が尊いの一言で読んでいたら泣けてきます。
この作品の二人は普通の恋愛をしているつもりでしょうが、それが何よりも夢物語でとてつもなく尊いことで、珠玉のラブロマンスであるというメッセージがあるのではないかと思います。
決して仰々しい如何にもなセリフがあるわけではありませんが演出が素晴らしいです。
自分は新装版のものを電子書籍で読んでいたので多少、既刊のものともは違うかもしれませんが大事な場面でしっかりとかカラーになるところ。
そして、なんでもない会話の一幕で次のページを開くと突然見開きになって二人の普通のやり取りと笑顔がページ一杯に強調されるという仕掛けもあって映画のような漫画でした。
こういう演出は漫画だからこそできると思っていて、特に映画だと起承転結を二時間で強調しなければいけないのでなかなか魅せることが難しいかもしれません。
ですが、漫画ですとなんでもない日常でもなんでもないことを強調して、淡々と描いても面白いという価値観が生まれる。
その価値観を育んてきた日本の漫画文化が僕は大好きです。
リンクを張ってあるので、ぜひ読んですぐに恋愛をしてください。
『ドメスティックな彼女』
・絵がとりあえずかわいい
・主人公夏生の成長物語としても面白い
週刊少年マガジンのお色気担当の中でもきっての名作である「ドメスティックな彼女」を今回も紹介したいです。
男性向け恋愛漫画の中ではこの「ドメスティックな彼女」は外さないですね。
お色気ありドロドロな嫉妬やピュアな恋愛もあり不道徳な感情もピックアップされているのが印象的です。主人公の夏生の成長物語という軸で読んでも面白いです。
少年誌としてはかなりエロ側に攻めた作風なんですが、それも時代でしょうか?
この作品をリアルタイムで読んでいるであろう少年たちはどんな気持ちで読まれているんでしょうか?
思春期でこの作品に出合ったら思い出に残ること請け合いでしょう。
巻数も28巻と多く完結もしておりますので、読みごたえと読後しっかりとハッピーエンドでおわるので、そこもおすすめポイントですね。
ですが、終盤の嫉妬や妬みの展開が多くそしてそれが少し長いので多少やきもきするかもしれません。
もちろん最終的にはハッピーエンドであることは保証します。
とにかく幸せな気持ちになりたい作品を読みたい方には違う作品をお勧めしますね。
逆境から逆転して主人公達の努力し逆境を打破していく様は尊いでしょう。
『五等分の花嫁』
・主人公がなぜヒロイン達に惹かれているのか理由付けがしっかりしている
こちらも週刊少年マガジンから抜粋です。
名作ですね。アニメ化もされていてかなり話題になった作品になります。「五頭分の花嫁」という作品は皆さんもすでに読後済の方も多いのではないでしょうか?
いわゆる主人公のハーレム展開のラブロマンス物と言ってしまえばそうなんですが、ハーレム展開になるのが、五つ子というのは素晴らしいですね。
その発想はなかった!と読んだときびっくりしました。
しかも現代の時代に合わせているようで、昔のようにドジな主人公が何だかわからないけどモテモテといった展開ではなく。
しっかりとなぜこの主人公はモテるのかというと、なぜならこんなことをしているからだ!と言った理由付けもあるので、読者に説得力があるように描かれているのも読んでいてストレスになりません。
五つ子という発想はなんだか、5.6年前に流行ったおそ松さんの発想に少し似ていますね。
当時もアニメで放送されて爆発的な腐女子人気を得ていましたから、あれの男性向けなので、面白くないわけありません。
すでに完結しているのもあり、もちろんハッピーエンドで完結しますので読んで見てください。
キュンキュンが止まらなくなります。
『赤灯えれじい』
・ヘタレのサトシとヤンキーチーコの恋愛模様が尊い
・少しづつ成長するカップルの王道の恋愛が真摯に描かれている
作品自体は2004年に連載がスタートした作品でかなり古いものになるんですが、僕がこの作品に出合ったのは高校卒業後の18か19くらいだったような気がします。
当時、全巻揃えて今でも時々読み返すくらい思い出に残っている作品です。
簡単にあらすじをご紹介します。
ヘタレで金もない優しいのと真面目なだけが取り柄で女にモテる要素が何もない主人公のサトシが、交通整備のバイトで金髪で喧嘩っ早いヤンキー上がりのチーコと出会って、サトシはチーコが好きになって好かれるように努力していき、いずれ恋人になって、二人は少しづつ成長していくというのが本筋の物語りです。
なんかあらすじを読んでいるだけで尊さが溢れてきませんでしょうか?
物語りはかなり王道で、鉄板な展開が続くんですが、「きらたかし」さんはそれを決してドラマチックに描かないのが素晴らしいです。
たぶん、ご近所にこういう恋愛してきた方いるんではないかと思うくらい描き方が身近で、親近感が沸きます。
二人の心情の動き方を丁寧に描いていて、幸せはこういう工程で作られていくんだなというのを
「赤灯えれじい」を通じて知りました。
もちろん大きなプロットは節目にしっかりとあるんですが。
大半がサトシとチーコの関係性がなんてことはない日常をベースに深まっていくのが描かれているので、話し毎に尊さが溢れて自然と目頭が熱くなること必至です。
サトシは女々しくてヘタレで金もないけど、チーコだけは幸せにしてやりたいと懸命にもがき努力していくのはすごく「きらたかし」さんらしい愛にあふれた作品なので、是非読んで見ていただければ恋愛したくなること間違いない作品です。
『天使な小生意気』
・とにかく主人公の天使恵(アマツカ メグミ)がめちゃくちゃかわいいです
・西森さんのギャグがおもしろい
簡単にあらすじを紹介しますと。
現在高校一年生で天使のようにかわいい天使恵は実は六年前に不思議な力で女にされた元々は男だった。
容姿は文字通り天使のようであるが、中身は男でありたいと願う恵だが、源造という喧嘩が強い男に惚れられてつきまとわれる、徐々にまっすぐな源造にほだされて恵の女の子の部分が出てくるみたいなストーリです。
上記のように大枠の設定があるんですが、この作品の根本になる要素として西森博之さんが描くキャラ同士で織りなすめちゃくちゃ面白いギャグがベースになります。
もちろんそれだけでなく、恋愛がしたくなる要素がたくさんあるので安心してください。
とにかく主人公の天使恵(アマツカ メグミ)がめちゃくちゃかわいいんですよね。
絵は西森博之先生らしい画風のままなので、書き込みが多い絵ではないですが。
性格や行動すべてがまっすぐでほとんど文字通り天使なので、恵が出ているだけでキュンキュンが高まり恋愛したくなることでしょう。
読み心地はとにかく軽快で、悪いやつが出てきて恵の活躍ですったもんだして、解決するみたいなのが好きな方はすっきりと完結まで読めることでしょう。
今書きながら考えたんですが、もともとは男なのに、こんなに男性目線で魅力的なキャラを作った西森博之先生はすごいの一言ですね。
ぜひ読んで恵ちゃんのかわいさと尊さに触れてみてください。
『僕らはみんな河合荘』
・図書館系女子が好きならハマる
・主人公とヒロインがじわじわと仲良くなっていく様がとにかく尊い
次に紹介するのが、「僕らはみんな河合荘」という漫画になります。
この漫画は王道の男性向け青春恋愛漫画です。
鉄板の展開でキャラ設定もやさしい主人公の男の子の宇佐君とヒロインの律ちゃんと河合荘というアパートに一緒に下宿して少しづつ距離を縮めていって最後には付き合って、大団円という。
めちゃくちゃ王道の恋愛漫画です。
そして至高の尊さが凝縮されております。
魅力としてはキャラが多彩なのはもちろんなんですが。
それよりも宇佐君と律ちゃんのものすごくピュアな関係性を描く物語の対比として位置づけられている。
30手前のOLで男運がとことん無い、美人だけど残念な麻弓さんというキャラがその二人を妬みでとことんいじるという掛け合いがとにかく笑えます。
作者さんは「宮原 るり」さんという方はもともと四コマ漫画を描かれていた方らしく、キャラとキャラとのやり取りがよじれるほど面白いのもその経験によるものなのかなと思います。
今回男性向け恋愛漫画特集として「僕らはみんな河合荘」を上げましたが、基本的に主人公とヒロインの恋愛模様を丁寧に描いていくのが本筋ですので、女性の方が読んだとしてもしっかりと楽しめる内容になっていると思います。
ですが、男性向けなのは間違いはありません。
なぜなら、ヒロインの律ちゃんがめちゃくちゃかわいいからです。
絵柄も線が細く書き込みが多い絵柄ですし、見開きで律ちゃんが笑った顔を見た日には男性全員が「こんな女の子と恋したい!!」と決意することでしょう。
ページ一面が尊さで溢れております。
性格も男心をくすぐるような設定になっています。
軽く律ちゃんを紹介しますと、本が大好きで、人と関わりあうがめんどくさくそんなことをするなら少しでも多く本を読んでいたほうがいいくらいの本の虫であり。
しかも人見知りもめちゃくちゃするけどすごい可愛いという設定です。
ほんと律ちゃんがかわいいです。
本当に一度でいいので表紙だけでも見てみていただきたい。
すべての単行本に律ちゃんが乗ってますんで一目で惚れます。
そんな律ちゃんに惚れてしまった、優しくて着物が似合う主人公の宇佐君は何度も律ちゃんに話しかけます。
嫌われてもへこたれず。
宇佐君はいつだって律ちゃんのそばにいてあげます。
そんな宇佐君に本当にちょっとずつ律ちゃんは心を許していきます。
もうここだけ読んでもそれだけで尊さのレベルがすごくないでしょうか?
そんなピュアな恋愛を横で見せつけれている、三十路と負け犬手前の麻弓さんがヤサグレるのも頷けます。
しっかりと完結もしているので、読後も爽やかな幸福感でいられますし、何よりこんな恋愛してみたいと思うこと間違いありません。
『目黒さんは初めてじゃない』
・新しい設定だがヒロインが魅力的なキャラクターで成立している所が良作
簡単にあらすじを説明すると学校で美人で評判だが、頼まれれば誰とでも付き合ってしまう、非処女の目黒さんというヒロインががとてもやさしい童貞主人公のおかげで少しづつ優しい人間の心を取り戻していくお話しです。
時に尊く、美しく、でもヒロインの設定は非処女という設定がとても今風でバランスがいいです。
まだ未完ではありますが、完結したとしてもさらっと爽快な気持ちで読み終えることができます。
昔のラブコメディー漫画は絶対にヒロインは処女でなければいけないという不文律というか、暗黙の了解というか?
そんなルールが徹底されていたんですが、
今更それをやってもリアルでなくなってしまって、理想の押し付けになり冷めてしまうんですよね。
それに対してこの「目黒さんは初めてじゃない」という作品は、
現在を象徴する目黒さんと、昭和の不文律を象徴する童貞主人公の対比がなかなか斬新です。
この作品伝えたいことは何かというと、恋愛をしたいなら、よくわからない迷信の処女神聖はやめて、今目の前にいる彼女を心から愛せ!
だと思います。
まったく違う人生を生きてきた二人が本当の恋愛を少しずつ共有していくプロセスはキュンキュンすること間違いありません。
『ワンナイトモーニング』
・いろんな男女の恋愛がリアルに描かれているのでしっかり勉強になる
基本的に何かの食べ物や飲み物がキーワードとなるショート作品がたくさん詰まっています。
そのショート作品一つ一つがレベルが高くて、ピュアな恋愛や失恋、ちょっと苦い大人の恋愛のジレンマや付き合った後の二人の関係のひずみ、場面場面を切り取って、最後にはストンと音が出るくらいきれいなオチで締めくくられます。
ただ単にいろんな登場人物が出てくるショート作品集ではなく、過去に登場したカップルのその後だったりもしっかりと描かれていて、最初の一巻から読んでもちゃんと続きが気になるように設計されています。
ターゲットになっている年齢層は比較的高めで、どちらかというと、大人の恋愛が多めですね。
でも、王道は外していないので、話しによっては切なくなったり、キュンキュンしたり、
読んでて恥ずかしくなったりと恋愛の高まりを切り取った写真のような作品が多いです。
テンポもよくて読んでて飽きがこないです。
絵柄も描かれる女の子はどこか素朴で、どこにでもいそうな可愛い女の子のかきかたが上手く、読んでいて没入感があります。
この「ワンナイトモーニング」という作品はもちろん男性のもお勧めできる作品なのは間違いないんですが、女性にも自信を持ってお勧めできる作品ですので、上記リンクからぜひぜひ一巻から読んで見てください。
『恋のツキ』
・絵柄が下北沢チックで浅野いにおさん作品が好きなら好きになるかもしれない
あらすじを簡単に説明すると。
30代になってしまったヒロインは映画館のバイト勤めで、彼氏と何年も同棲している。
ずっと一緒にいるから嫌いなわけではないが、どこか彼氏に不満を抱えたまま自分は幸せなんだと言い聞かせて働いている。
仕事はいつまで続ければいいだろう?
いったいいつ結婚できるのであろうか?
なんて漫然な不安を抱えたまま仕事をしていると、すごく顔がタイプな男子高校生と出会い、その彼が学生書を落としてしまう。
その恋のツキを拾うヒロイン。
その後、従業員と忘れ物をしたお客様という関係性で出会い、そこから恋愛に発展していくという物語り。
あらすじを書いていて気づきましたが
そんな馬鹿な!と思うほどベタベタなレディース漫画の設定ですよね。
少女漫画や、レディコミ読んでて思うんですけど、基本的にベタなんですよね。
よく言えば王道というか。
でも、この作品は面白かったです。
はじまってしまった30代の女性を慰めるだけの設定であるこの「恋のツキ」という作品なんですが
絵柄がなんとなく、下北沢カルチャー寄りの絵柄でどことなくエロイというのが男性でも面白いと思わせる要因として大きいのかもしれません。
絵柄のニュアンスが浅野いにおさん系というか、
それと、女性の言いようのない不安が細かく描かれていて、なるほど、女性はこんなことを考えてこんな風にして欲しいんだな、というのがシンプルに参考になるというのもあります。
物語り的には、女性目線の理想的な妄想というのが主にはなりますが、絵柄やセリフなどで醸し出す、空気感などで読ませてしまうこの「恋のツキ」という作品は是非とも、男性が読むべき作品ではないでしょうか。
『モブ子の恋』
・ひたすらに甘酸っぱい、とにかく尊い
一言で言うと尊さの塊ですね。
恋愛が苦手な大学二年のモブキャラびヒロイン信子と、そのヒロインがあこがれる相手役のメガネの入江君もしっかりしているけど不愛想で鈍感の奥手というキャラクターで、お互いがバイト先であるスーパーで仕事を通じながら、少しずつ距離が近づいて恋愛していくという
ひたすらに甘酸っぱくて、尊い物語です。
女性が読むのはもちろん、男性が読んでもキュンキュンすること請け合いです。
この「モブ子の恋」という作品をはじめ読んで、もちろん少女漫画雑誌で連載されているんだろうなぁと思って調べてみたんですが、そうでもないらしくて、「月刊コミックゼノン」という雑誌で連載されているみたいです。
ほかの作品で言うと「 終末のワルキューレ」とか「今日からCITY HUNTER」など、男らしい漫画が連載されている中で、こんなに尊い作品が連載されているんなんて驚きです。
尊さにも色々あって、やはり、男性目線の尊さもありますし、女性主軸の価値観に則る尊さもあります。
ですが、この「モブ子の恋」の尊さは男女の価値観を超えてみな平等に尊いという、ことを体現する漫画です。
いきなり、尊い尊いうるさいかもしれませんが、
昨今の漫画の価値観で、尊いという価値観を外すことはできない価値基準の一つであると、僕は考えております。
作品は多数存在しますが、からかい上手の高木さんとか、トニカクカワイイとか風早君のやつとか特にすごいイベントが起きるわけではありませんが。
ただただ、ほほえましい、ほっこり、キュンキュンするという一幕が延々と繰り返されるだけの漫画が多数存在します。
よつばと!なんかもその部類なんではないでしょうか?
いわゆる尊い系の漫画の中でこの「モブ子の恋」は年齢と男女を超えてみな平等に尊さを実感できる漫画ではないかと考えております。
その理由としては、キャラクターの設定が肝になっているのかな?とか考察します。
ヒロインの信子も地味でモブキャラですが、男性目線でもそそるキャラクターデザインと性格をしていて
相手役の入江君も、鈍感だけどすらっとした眼鏡で、女性目線でもツボを押さえているキャラ設定になっているんですよね。
なので、安心してキュンキュンしながら萌えることもでき、そして結論が尊いを感じられるのがこの作品の肝ではないかと考えております。
読んだら恋愛したくなること間違いありませんので、是非とも読んで見てください。
間違いありません。
『こういうのがいい』
・エロい描写もあるが一つの消費行動のような描写で神聖視されていないところがいい
この作品はWEBアプリの”ヤンジャン”アプリで連載されています。
大人同士で恋人以上、恋愛未満の”こういう関係”がいいよねが提示されている漫画です。
現在、毎週金曜日に連載されていて、二巻程度しか発売されていませんが、アプリを見るたびにランキングでは常に一位を獲得している作品になります。
冒頭だけ軽くあらすじを説明すると、主人公二人の男女には別の彼氏と彼女がいて、お互いに束縛が激しい相手で恋愛に疲れてしまっているという描写から始まり、その後、別れてしまう。
そこから、ゲームのオフ会で二人は出会って、ゲームの話しでもちきりになるかと思うと、
周りは彼氏や彼女が欲しいだけで、ゲームのことは微塵も話さない、
そんな空気に耐えきれないという事を共有した二人は、二人だけで飲みなおすという話しから
始まります。
この「こういうのがいい」という作品は恋愛したくない二人が周りのキャラクター達も含めて恋愛していくどこか矛盾しながらお話しが進んでいきます。
なんとなくですが。
こういう主人公二人のような性格がモテる要素に繋がっていくのかな?
なんてことを勉強できる作品だと思います。
女性の態度や、言動にこういう風に反応したほうがいいとか
こういう男は嫌われるみたいな描写がありますので、
とても恋愛するうえで参考になります(笑)
主人公二人の距離感や、関係性もちろん大人の描写も多いですが
現代の価値観を筆者のフィルターを通して、こういうのがいいというのを提示されていますので、
今、反響があるのかな?と肝心ながら作品を楽しんでおります。
まだ、始まったばかりの作品ですので、今後二人がどうなっていくか追いつくのに時間もかかりませんから、今のうちに最新話まで追いついて本作品を見守っていくのはどうでしょうか?
現代の恋愛とは?というのを改めて考えるきっかけになる作品ですので、是非とも読んで見てください。
『喰う寝るふたり 住むふたり』
・同棲するという事はこんなことがあるとか、こんなことが嫌だとかがリアル
この「喰う寝るふたり 住むふたり」という作品は同棲している恋人同士の二人がどんな気持ちでどんなふうにお互いを思いあって、生活しているのかを感じられる作品になっています。
作品の一人称が、彼氏になったり、彼女になったり、と変わりながら描かれています。
基本的にただただ生活していくだけなんですが
二人が二人になるために経てきた出来事だったり、長い期間二人で築いてきた関係性が振舞いの一つ一つに見えてきて、ページ数以上に二人の物語りが描かれているので、その点はすごく秀逸な作品です。
何より、シンプルにうらやましいですね。
同棲の理想像というか、これからも仲良くしてほしいと手放しで言える二人の関係を漫画という作品形式でみていられるので、こんな風に好きな人と同棲してぇとめちゃくちゃ思える作品になっています。
一つ一つの描写がリアルですので
同棲とはこういうものかと考えられる作品になりますので、もはや同棲の理想とはこうだという参考書の一つとして、読んで見てはいかがでしょうか?
『アオのハコ』
・部活、恋愛、がこの作品の二本柱
・これを週刊少年ジャンプで連載できていることが時代が変わったと思う
次にご紹介するのは週刊少年ジャンプで絶賛連載中の期待の青春学園恋愛漫画
「アオのハコ」という作品をご紹介します。
この作品は第一話から僕は読んでいるのですが、
少年ジャンプがこういう作品を出してくるのはびっくりしましたね。
めちゃくちゃ王道の青春恋愛漫画です。
面白いです。
現在四巻まで発売されていてまず間違いなくアニメ化されると思います。
というか今のジャンプで読んでいるのはこの作品とあと二つくらいしか毎週買っているのに読んでいません。
週刊少年ジャンプの学園物の恋愛漫画って、対して魅力がないのに主人公が何だかハーレム展開になって
なんだかよくわからないけど、ベタなラブコメになって、ヒロインがなぜかほぼ裸になるというのがほとんどだったんですが。
この「アオのハコ」という作品はそういうのじゃないです。
作者さんは高校生のまっとうな恋愛を真正面からしっかりと丁寧に描かれています。
舞台が高校ですので、登場人物全員がしっかりと高校生していて、あの子が好きだけどそのあの子が好きな男の子のことを幼馴染のこの子は実は好きだったみたいな定番ではありますが
ありふれた理想のようなストーリーをひたむきに打ち込む部活動を基礎に甘酸っぱい恋愛模様を丁寧に描写しております。
急にいっぱい新キャラが出てきたり、よくわからないハチャメチャな展開になったり、とりあえず巨乳とかではありません。
つまりは、男性も女性もみな平等にニヤニヤできる作品です。
若い人はこんな恋愛は今しかできないと確認して、大人の方々はこんな恋愛してみたかったと思いに耽る良い作品です。
漫画読んでる場合じゃありません。
今すぐに恋愛してください。
と訴えてきますね(笑)
とりあえず絶対に人気が出ると思いますので、とりあえず読んで見てください。
『モテキ』
・セカンド童貞であるなら処方したい漫画
男性向け恋愛漫画は何かと言ったら、この漫画は外せませんよね、、、
そうです、「モテキ」です。
ただ、この漫画を読んだとしてもモテ期なんて来るわけないですが、
10代の頃青春ができなかった主人公が社会人になって、社会に揉まれながら青春をやり直す、そんなの読まされたら恋愛したくなること請け合いですね。
この漫画が何が良いって実写化された映画がめちゃくちゃ良いというレアな漫画ですね。
おそらくこの記事にたどり着いた男性の方々はほとんどセカンド童貞だと思いますんで、刺さるはずですw
仮に高校生ではなくなって、世間一般的に青春時代だと言われなくなった年齢になっているとしても青春のような甘酸っぱいことができなくなったわけではありません。
この「モテキ」を読んでさっさと恋愛はじめましょう。
『アスペル・カノジョ』
・つらい描写もあるが眼を背けてはいけないリアルがそこにある
痛いほどリアルでそして偉大な恋愛漫画だと思います。
みなさんご存知でしょうか?この「アスペル・カノジョ」という漫画を、、、、
もう本当に読んでると、泣けてくるほどリアルでそして愛とは?と考えさせてくれる作品です。
というのもこの「アスペル・カノジョ」 という作品のテーマが発達障がいの一つであるアスペルガー症候群を持っている女の子との恋愛をリアルに描いた作品なんですよね。
果たして、アスペルガー症候群とは何なのか?その彼女から見えている世界はどんな風に見えているのか?
そして、そんな彼女と恋愛する主人公は何を考えて、何がつらくて、そして二人はどんな風に生きていくしかないのか?
恋愛というよりも愛とは何か?まで考えさせてくれる作品ですね。
本作はアスペルガー持ちの女の子と、それを支える貧乏な主人公が同棲していく描写が描かれています。
もちろん普通の恋愛ではないわけで、主人公の負担というのはとても大変なんですが、それでもしっかりと恋愛して、二人のベストな生活とはなにか、ベストな恋愛の仕方とはなにか
というのを二人で試行錯誤していく様が心に突き刺さります。
食って寝るだけではなくて、この作品のようにありふれた尊さである恋愛を今すぐに始めてみましょうw
『その着せ替え人形は恋をする』
・ギャル×コスプレ×高校生となかなかいい数値で掛け合わせていて新しい
・そして絵も線が細く出てくる女の子が少女漫画チックでかわいい
いやぁギャルっていいですよね
コスプレっていいですよね。
そして、かわいいギャルが際どいコスプレしていて、コスプレの服を作るのを手伝っていたら、好きになってもらるなんて最高ですよね。
そうです。
そんな夢を叶えてくれる作品がこの「その着せ替え人形は恋をする」です。
ベースが高校生の恋愛を描くという上に、コスプレとギャルという属性が乗ったレベルの高い男性向け恋愛漫画になっております。
高校生の頃こんな子と一緒に同じ目標に向かって熱量高く打ち込み、恋愛してみたかった。。。
この作品のいいところって、絵柄の線が細くて書き込まれておりデフォルメもそこまでされていないので、シンプルに出てくる女の子がかわいいというのが良いです。
ギャルがちょっとずつ主人公への恋心に気づいていって、断られたどうしようと悩むさまがとにかく可愛い。
いったんこの「その着せ替え人形は恋をする」を読んで、現実から目を背けて休憩しましょう。そして、元気になったら恋愛スイッチ入れてください。w
『それでも僕は君が好き』
・青春の一言では片づけられない痛々しい過去を読んでいると胸が締め付けられる
この作品は男性目線での恋愛における甘酸っぱい部分と苦い部分をすべて凝縮したような作品になっています。
恋愛ってこんなにつらくて悲しかったっけ?
と思わせてくれる作品ですね。
先に紹介した「その着せ替え人形は恋をする」はかなりポップに読める作品でしたが、この「それでも僕は君が好き」という作品は全体的に重めなテイストになっております。w
構成として、一人の男性が中学時代から社会人になるまでに経験した恋愛を思い出していくという形で、どんな恋愛をしてきたのかを描いております。
数えると女性の登場人物が8人程度出てくるんですが、どれも苦めなんで覚悟して読んでください。
1チャプターごとに甘酸っぱい出会いと青春、そして、とにかく苦い別れが交互に出てきて早く幸せになってくれと祈ることができる作品です。
ただ、この「それでも僕は君が好き」という作品は全7巻で完結するんですけど、たくさん苦い恋愛をしてきた芹澤君という主人公が最後にはこの人だ!
ってなる描写で終わるんですが、読んでみればわかりますが、超絶に青春してます。
そしてよかったね、、芹澤君、、、、となります。
この作品を読んで恋っていいなぁと思えないと、かなりヤバイと思います。
『カッコウの許嫁』
・絵も、ストーリーも今の時代の価値観にチューンナップされていてとにかく読みやすい
恋愛ラブコメ王道です。
ドストレートという感じ、
話しの入りは、生まれてすぐに取り違いられた男の子と女の子の赤ちゃんが、高校生になって出会い、
互いの両親の決定で許嫁にされてしまい、なんだか一緒に住むことになったというところから、ラブコメしていくという話し。
めっちゃ王道w
結局はハーレム展開であることはその通りなんですが、この作品の何が良いって、絵がとにかく可愛いところ。。。
そして、主人公の性格が嫌味ではないところ、
昔のラブコメの主人公ってなんでこいつがこんなにモテるんだよ?
ってくらい性格が優柔不断でダメダメな系統が多かったですが、
最近のラブコメ主人公はそんなダメ主人公では受け入れられないとわかっているのか、何かしら一本筋が通っていたりしているところが、令和最新版のラブコメにチューンナップされているなと感じました。
僕はダメダメ主人公がなんだか知らないけどモテモテというのも嫌いではありませんがね、、、
ラブひな最高!
『青空エール』
・高校の吹奏楽部がどれだけ大変な環境なのか、そこで恋愛するとはどういうことなのか味わえる
一回読んでみ?ハンパないから
ここでしっかりと別冊マーガレットから最強の少女漫画がエントリー
その名も「青空エール」です。
もう一度言います。めっちゃ面白いです。
高校生の青春が濃縮されて還元しないで、そのまま脊髄にダイレクトみたいな漫画です。
この漫画読んで泣かない奴は、高校生やったことないんじゃないかと思います。
まぁ少女漫画って大体が恋愛してぇーって思わせるものがほとんどではあると思いますが、それでも男性が読んでも面白いと言える少女漫画って、そこまで多くないと僕は思っています。
だって、なんだか30歳超えたらいきなり、年下イケメンと、ちょっとオラオラなイケメン上司と自分が取り合いになったり。
あと、学園物もとりあえずたくさんのイケメンが好いた惚れたであれよあれよと付き合ったり、別れたりという感じ。
そういうのはやっぱり読んでてちょっと辛い。。。w
それと比較してこの「青空エール」は違います!!
とにかく切ない!青春!面白い!
舞台が強豪の吹奏楽部というのがいい味出してますね。
結構、理不尽に主人公が怒られることもあるんですけ、一昔前の縦社会ってこんな感じだよな。とか思います。
その当時の吹奏楽部、というか部活、先輩後輩、惚れた晴れた、嫉妬や妬み、というのが「青空エール」という作品に透き通るほど青色で丁寧に描かれています。
高校から初心者で始める主人公ツバサのトランペットの上達ぶりにも脱帽です。
男性が読んでも面白いと思える少女漫画は本当に貴重なので、是非とも男性に読んでもらって高校生でできなかった何かをこの作品で取り戻してください。w
終わりに
今回紹介した作品すべてが読んだら、恋したくなるような作品ばかりです。
例えば、恋愛に億劫になってしまった方だったり、失恋したばかりの方だったりと、理由は様々あると思いますが、これらの作品を読めば絶対に恋愛してみよう!という気が起きますとは言い切れません。
ですが、少しでも恋愛の活力になってくれる作品ばかりだと思ますので、読んでいただけたら嬉しいです。
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